小学校入学前の家庭学習は、量より「続けやすい形」を見るところから
小学校入学が近づくと、「家庭学習を始めた方がよいのか」「ひらがなや数字をどこまで見ればよいのか」と気になる家庭は少なくありません。
ただ、入学前から長い時間の勉強を続けたり、教材を一度に増やしたりすることが目的ではありません。まずは、子どもが短い時間なら取り組めるか、親がどのくらい関われるか、紙教材や市販ドリルをどのように使うと負担が少ないかを見ていきます。
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入学前の家庭学習は「必修」ではなく、家庭の様子を見る入口です
入学前の家庭学習は、入学後の学習を先取りするためだけのものではありません。家庭で短く座る、話を聞く、鉛筆を持つ、絵本やことばにふれるなど、日々の生活の中で学びに近い時間を持てるかを見る入口です。
文部科学省の幼保小の架け橋プログラムでは、5歳児から小学校1年生までを、幼児期の育ちと小学校の学びをつなぐ時期として捉えています。入学前に家庭だけですべてを仕上げる発想ではなく、生活や遊びの中で育ってきた力を、小学校生活へつなげていく見方が大切です。
先に見たいこと 家庭学習を始めるか迷うときは、教材名よりも先に、子どもの反応、親の関われる時間、家庭で続けやすい時間帯を見ておくと判断しやすくなります。
始める前に確認したい3つのこと
家庭学習を始めるかどうかは、子どもの年齢だけで決めるより、家庭での過ごし方に合わせて考える方が現実的です。まずは次の3つを見てみましょう。
最初から長時間やらなくてよいこと
家庭学習という言葉から、毎日きっちり机に向かう姿を想像するかもしれません。けれど、入学前の段階では、勉強時間を長くするより、短い時間でも嫌がりにくい形を見つける方が続けやすくなります。
無理にやらなくてよいこと
- 入学前から毎日長時間のドリルを続けること
- 小学校の学習内容を先に進めすぎること
- 書けないことを強く叱ること
- 教材を一度に増やしすぎること
- 他の家庭と進み具合を比べて焦ること
見直しの目安 子どもが嫌がる時間が増える、親の声かけが強くなる、教材だけが増える場合は、学習内容よりも進め方を見直した方がよいことがあります。
家庭学習の始め方は4タイプに分けて見る
家庭学習の形は、ひとつではありません。子どもの反応と親の関わり方に合わせて、使いやすい選択肢を確認していきます。
家庭学習で見たいのは、正解数より続け方
入学前の家庭学習では、正解数や進度だけを見ようとすると、親子ともに負担が大きくなりやすいです。最初は、短く終われるか、声かけが強くなりすぎないか、終わったあとに次もやってみようと思えるかを見ていきます。
「今日はここまで」と区切れることも大切です。続けるためには、内容の難しさだけでなく、時間、場所、親の声かけ、教材の量も関係します。
次に確認したい記事
家庭学習を始めるか迷う場合は、ひらがな、教材の違い、入学準備の全体像を合わせて見ておくと判断しやすくなります。
家庭ごとの始め方を確認したい場合
家庭学習、入学準備、通学、入学用品のどこから見ればよいか迷う場合は、チェックページで今の状況を確認できます。
参考にした主な情報
マナより
家庭学習は、最初から長く続けることよりも、子どもがどの形なら取り組みやすいかを見ることが大切です。
紙教材、タブレット、市販ドリルを比べる前に、親がどれくらい関われるかを確認しておくと選びやすくなります。