小1の音読を嫌がる時に家庭でできること

家庭学習・通信教育|小1の音読不安

小1の音読を嫌がる時に家庭でできること

小1の宿題でよく出る音読。けれども、毎日の音読を嫌がるようになると、家庭ではとても悩みやすくなります。声に出したがらない、読んでいる途中で止まる、間違いを直すと怒る、親が聞こうとすると不機嫌になるなど、夕方の負担になりやすい宿題です。

音読を嫌がることだけで、読む力や学習意欲を判断する必要はありません。音読には、文字を読むこと、声に出すこと、親に聞かれること、間違いを直されること、宿題として毎日続けることが重なっています。

家庭で見直すなら、「読みにくいのか」「声に出すのが恥ずかしいのか」「聞かれるのが重いのか」「直され方がつらいのか」を分けて見ると、関わり方を考えやすくなります。

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この記事に出てくる用語

先に短く言うと

小1の音読を嫌がる時は、「読むのが苦手」とすぐに決めず、読む内容、声に出す負担、聞かれ方、直され方、時間帯を分けて見ます。音読は、学習内容だけでなく、家庭でのやり取りが見えやすい宿題です。

まずは、全部をしっかり読ませるより、短い範囲にする、親の聞き方を軽くする、直す点を一つに絞る、疲れていない時間へ移すなど、家庭で変えられる部分から見ていきます。

この記事で見ていくこと

  • 小1が音読を嫌がる時、どこを見ればよいか
  • 読む、声に出す、聞かれる、直される負担の分け方
  • 家庭で聞く時の声かけ
  • 音読を始めやすくする流れ
  • 学校へ相談する前にメモしたいこと
  • 家庭学習の始め方チェックへ進む目安

音読を嫌がる理由を一つに決めない

音読を嫌がると、「読むのが苦手なのかな」「練習が足りないのかな」と考えたくなります。けれども、音読には複数の負担が重なります。

読む負担 文字を追う、言葉のまとまりを読む、行を見失わないなどの負担です。
声に出す負担 自分の声を聞かれることや、読み間違いが目立つことが重くなる場合があります。
直される負担 読みながら何度も止められると、最後まで読む前に疲れやすくなります。

音読は「読みの力」だけでなく、家庭で聞かれる宿題です。
読みにくさだけでなく、親の聞き方、時間帯、宿題の量も合わせて見ます。

家庭で確認しやすいポイント

音読を嫌がる時は、音読カードの回数だけでなく、子どもがどこで止まるのかを見ます。

家庭で見たいこと

  • 読み始める前から嫌がるのか、途中で嫌がるのか
  • どの文、どの言葉で止まりやすいか
  • 行を飛ばしたり、同じところへ戻ったりするか
  • 声に出すことを恥ずかしがっていないか
  • 読み間違いを直すと強く嫌がるか
  • 帰宅直後、夕食前、寝る前など時間帯で変わるか
  • 親が横でしっかり聞くほど重くなっていないか
  • 音読以外の宿題も同じように嫌がっているか

どこで止まるかが見えると、「読む範囲を短くする」「聞き方を変える」「直す量を減らす」など、家庭でできる調整が考えやすくなります。

音読を始めやすくする家庭の流れ

音読は、親が聞く宿題なので、始め方の空気が重くなりやすいです。最初の一歩を小さくすると、取りかかりやすくなる場合があります。

読む前に範囲を決める 最初から全部ではなく、「ここからここまで」と見える形にします。
親が先に一文だけ読む 子どもが入りにくい時は、親が一文だけ読んでから交代する方法もあります。
途中で止めすぎない 読み間違いがあっても、最後まで読むことを優先する日を作ります。
確認する点を一つにする 声の大きさ、読み間違い、姿勢などを一度に見すぎないようにします。
終わったら短く閉じる 長い講評をせず、「ここまで読めたね」と短く終えると、次回につなげやすくなります。

親子でぶつかりやすい聞き方

音読は、親が横で聞くため、注意する点が目に入りやすい宿題です。けれども、聞き方が細かくなりすぎると、子どもは読むことより注意されることを気にしやすくなります。

見直したい聞き方

  • 読み間違いのたびに止める
  • 声の大きさ、速さ、姿勢を同時に直す
  • 最後まで読んだ後に長く注意する
  • 音読カードの評価だけを気にする
  • きょうだいや友だちと比べる
  • 疲れている時間にしっかり読ませようとする
  • 親も疲れている日に細かく見すぎる

音読を聞く日は、「今日は最後まで読むことを見る」「今日は声の大きさだけ見る」のように、見る点を一つに絞ると親子の負担を下げやすくなります。

毎回、同じ聞き方でなくても大丈夫です。
子どもが疲れている日は短く、親が疲れている日は細かく見すぎない。家庭の夕方に合わせて聞き方を変えても構いません。

音読の種類ごとに見方を変える

音読といっても、教科書の本文、短い文章、詩、物語、説明文など、読みやすさは変わります。嫌がる時は、どの種類で止まりやすいかを見ると考えやすくなります。

短い文は読める 長い文章になると疲れる場合は、範囲を短く区切ると取り組みやすいことがあります。
物語は読める 内容に興味があると読みやすい子もいます。説明文で止まるかを分けて見ます。
知らない言葉で止まる 読む前に言葉を一緒に見るだけで、入りやすくなることがあります。
行を追いにくい 指でたどる、紙で下の行を隠すなど、行を見失いにくい工夫もあります。

読む前に、内容を少し話す

いきなり読ませるより、「今日はどんな話かな」「この言葉、見たことあるかな」と短く話してから始めると、音読への入り方が軽くなることがあります。

音読が重い日の逃げ道を作る

毎日の音読で親子が強くぶつかる場合は、全部を同じように進めるのではなく、重い日の逃げ道を作っておくと続けやすくなります。

一文交代で読む 親と子どもで一文ずつ読むと、子どもの負担が下がることがあります。
短い範囲だけ読む 全体が重い日は、先生の方針を確認しつつ、家庭で止まりやすい範囲を把握します。
親が先に読む 親の読みを聞いてから読むと、流れをつかみやすい場合があります。
指でたどる 行を見失いやすい場合は、指やしおりで読む場所を見えるようにします。
先生へ伝える材料を残す 毎日強く嫌がる場合は、どこで止まるかをメモして相談材料にします。

学校へ相談する前にメモしたいこと

音読宿題の出し方や確認方法は、学校や学級によって違います。家庭で毎日つらくなっている場合は、先生に家庭での様子を伝えることも選択肢です。

相談前にメモしやすいこと

  • 音読を始める前から嫌がるか、途中で嫌がるか
  • どの文章や言葉で止まりやすいか
  • 読みにかかる時間
  • 親がどのように聞いているか
  • 直すと嫌がるのか、読むこと自体を嫌がるのか
  • 家庭で試した工夫
  • 本人が音読について何と言っているか

相談する時は、音読をやめたいと決めて話すより、「家庭ではこの部分で止まりやすいです」と具体的に伝えると、学校側も様子を見やすくなります。

よくある質問

Q. 小1の音読を毎日嫌がります。どう見ればよいですか?

読む内容、時間帯、聞かれ方、直され方を分けて見ます。音読そのものだけでなく、帰宅後の疲れや家庭の夕方の流れも確認します。

Q. 読み間違いを直すと怒ります。

途中で何度も止められると、最後まで読む前に疲れやすいことがあります。最後まで読んでから一つだけ確認するなど、直す量を絞る方法があります。

Q. 声が小さくて聞こえません。

声の大きさだけを最初から求めると重くなる場合があります。まずは短い範囲を読み切ることを見て、声の大きさは別の日に軽く確認する方法もあります。

Q. 音読が終わらず、寝る時間が遅くなります。

寝る前に音読が残ると、親子とも疲れやすくなります。帰宅後の流れ、夕食前後、宿題の順番を見直し、どうしても重い場合は学校へ相談する材料を残します。

マナより

小1の音読を嫌がる時の家庭学習を案内するマナ

マナより

音読は、文字を読むだけでなく、声に出し、聞かれ、直される宿題です。嫌がる理由を一つに決めず、読む内容、聞き方、時間帯を分けて見ると、家庭で変えられる部分が見つかりやすくなります。

家庭学習の始め方で迷う場合

音読、宿題、ひらがな、家庭学習の時間など、低学年の学習で気になることが複数ある場合は、どこから見るかを診断で確認できます。

家庭学習の始め方チェック

子どもの様子と家庭の時間に合わせて、無理なく始める順番を確認できます。

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まとめ

小1の音読を嫌がる時は、読む力だけを見ようとせず、読む内容、声に出す負担、聞かれ方、直され方、時間帯を分けて見ると考えやすくなります。

家庭では、読む範囲を短くする、親が先に一文読む、途中で止めすぎない、直す点を一つに絞るなど、音読の負担を下げる工夫から始められます。

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