小学校低学年の家庭学習時間はどれくらい?無理なく続ける考え方

家庭学習・通信教育|低学年の学習時間

小学校低学年の家庭学習時間はどれくらい?無理なく続ける考え方

小学校低学年になると、宿題、音読、計算、漢字、市販ドリル、通信教育など、家庭で見る学習が少しずつ増えていきます。その中で、「何分くらいやればよいのか」「短すぎるのではないか」「長くやらせると嫌がる」と迷う家庭もあります。

家庭学習時間は、分数だけで決めるより、学校の宿題量、子どもの疲れ方、親が見られる時間、続けやすい終わり方を合わせて考える方が現実的です。長く座ることだけを目標にすると、親子で重くなりやすい場合があります。

この記事では、小学校低学年の家庭学習時間を考える時に見ること、宿題と追加学習の分け方、家庭学習が続かない時に見直したいポイントを扱います。

PR この記事には広告・PRを含むリンクがあります。家庭学習や教材の選び方は、子どもの様子、学校の宿題量、家庭の時間によって合う形が変わります。教材やサービスを利用する場合は、対象年齢、内容、料金、利用条件を公式情報でご確認ください。

この記事に出てくる用語

家庭学習時間は、分数だけで決めない方が考えやすい

家庭学習時間を考える時、「何分やればよいか」という目安を探したくなります。けれども、低学年では同じ10分でも、学校で疲れている日、宿題が多い日、音読だけの日、計算練習まである日で負担が変わります。

文部科学省の家庭教育手帳では、子どもの生活習慣や家庭での関わりについての考え方が示されています。家庭学習を考える時も、学習時間だけを切り出すのではなく、睡眠、食事、遊び、学校生活とのつながりを見ます。

まずは、長く座らせることより、「始めやすい」「終わりやすい」「親が毎回怒らずに見られる」形を見つけることが大切です。

宿題量 音読、プリント、計算、漢字など、学校から出ている量を見ます。
疲れ方 帰宅後すぐ、夕食前、休日など、取り組みやすい時間を見ます。
親の確認時間 丸つけ、音読を聞く、声かけをする時間がどのくらい必要かを見ます。

時間より「終わり方」を見る
家庭学習は、長く続けるより、明日も始めやすい終わり方にできるかが大切です。疲れた日には短く終わる選択もあります。

低学年の家庭学習で見たい6つのポイント

低学年の家庭学習時間を決める前に、家庭でどこに負担があるかを分けて見ます。

学校の宿題 宿題だけで終わる日なのか、追加学習まで入れたい日なのかを分けます。 宿題
音読の時間 読む時間だけでなく、親が聞く時間、カードを書く時間も含めて考えます。 音読
丸つけの負担 計算やドリルを足す場合、親がどの程度確認するかを見ます。 確認
始める時間帯 帰宅後すぐ、夕食前、入浴後など、どの時間なら入りやすいかを見ます。 時間帯
追加教材の量 市販ドリルや通信教育を足す場合、学校の宿題と重くならないかを見ます。 教材量
終わった後の流れ 翌日の準備、遊び、入浴、睡眠へつなげやすい終わり方を考えます。 終わり方

宿題だけでよい日もあります

低学年では、学校生活に慣れること自体が大きな負担になる時期があります。帰宅後に疲れている日、行事があった日、下校が遅かった日などは、宿題だけで精いっぱいになることもあります。

そのような日に追加教材を重ねると、家庭学習そのものが嫌になりやすくなります。家庭学習は、毎日同じ量を足すより、宿題量と疲れ方に合わせて軽くする日を作る方が続けやすい場合があります。

宿題だけの日 音読やプリントだけで終わる日を作り、明日に残る疲れを減らします。
追加を少し足す日 余裕がある日に、市販ドリル数問や計算だけを足します。
読み聞かせの日 机に向かう学習ではなく、絵本や会話で終わる日も考えます。
休日に見る日 平日が重い場合は、休日に少し見直す方法もあります。

足す前に、今ある学習を見る
通信教育や市販ドリルを足す前に、学校の宿題、音読、翌日の準備でどれくらい時間を使っているかを見ます。

学習時間が長くなりすぎる時のサイン

家庭学習時間が長いこと自体が悪いわけではありません。ただ、低学年で長くなりすぎると、親子で疲れやすい場面があります。

  • 毎回、始める前から嫌がる
  • 宿題の後に追加教材を出すと、気持ちが重くなる
  • 丸つけや直しで親子の会話が険しくなる
  • 夕食、入浴、睡眠の時間が後ろへずれている
  • 翌日の準備やランドセル確認まで手が回らない
  • 親が「あと何分」と時間ばかり気にしている
  • 学習後に子どもが遊ぶ時間をほとんど取れない

短くすることも調整です
家庭学習を短くすることは、学習をやめることではありません。宿題、音読、ドリル、通信教育のどれを優先するかを見直す材料になります。

市販ドリルや通信教育を足す時の見方

学校の宿題に加えて、市販ドリルや通信教育を足す場合は、教材の量だけでなく、親の確認量も見ます。問題を解く時間より、丸つけ、直し、声かけに時間がかかることもあります。

市販ドリル 量を調整しやすい一方で、選ぶ手間や丸つけの負担を見ます。 ドリル
通信教育 届く仕組みがある一方で、毎月の教材量や進み具合の確認を見ます。 通信教育
タブレット学習 自動採点がある場合も、画面時間や親の確認方法を考えます。 タブレット
読み聞かせ・会話 机に向かわない日でも、言葉や生活の中で学びに触れる時間を作れます。 生活

教材を足す日は少なくてもよい
毎日追加教材を入れる前提にすると重くなることがあります。宿題が軽い日、休日、親が見られる日に少し足す形も考えられます。

時間よりも見たい家庭学習の流れ

家庭学習を続けるには、学習時間そのものより、始め方と終わり方が大切です。毎回「やりなさい」から始まると、親の負担が増えやすくなります。

始める場所を決める リビング、机、ダイニングなど、家庭で見やすい場所を決めます。
最初にやる物を一つ決める 音読、プリント、計算など、毎回迷わない入口を作ります。
短い量で始める 数問、1ページの半分、音読一回など、始めやすい量にします。
丸つけを長くしすぎない 直しが重い時は、その日に全部を直そうとせず、短く見ます。
終わりを決める 終わった後に、翌日の準備、遊び、入浴へ移りやすい形にします。

共働き家庭で家庭学習時間を見る時

共働き家庭では、帰宅後から寝るまでの時間が限られやすく、夕食、入浴、翌日の準備と家庭学習が重なりやすくなります。

その場合、毎日同じ時間に長く学習するより、親が見られる日と短く済ませる日を分ける方が続けやすいことがあります。

平日は宿題中心 平日夜が短い場合は、学校の宿題と翌日の準備を優先します。
休日に少し見直す 平日に重い教材は、休日の短時間に回す方法もあります。
親の担当を分ける 音読を聞く人、丸つけを見る人、翌日の準備を見る人を分けます。
教材量を増やしすぎない 通信教育やドリルを足す場合も、家庭で見られる量から考えます。

よくある質問

Q. 小学校低学年の家庭学習は何分くらいがよいですか?

分数だけでは決めにくいです。学校の宿題量、音読、疲れ方、親が見られる時間、終わった後の生活リズムを合わせて考えます。

Q. 宿題だけの日があってもよいですか?

学校生活で疲れている日や宿題が多い日は、宿題だけで終わる日があっても構いません。追加教材は余裕のある日に少し足す考え方もあります。

Q. 市販ドリルが続きません。

1ページ全部ではなく数問だけにする、丸つけを短くする、宿題が軽い日に回すなど、量とタイミングを変えてみます。

Q. 通信教育を足すと学習時間が長くなりそうです。

始める前に、毎月の教材量、親の確認量、学校の宿題との重なりを見ます。家庭で回せる量から考えます。

マナより

小学校低学年の家庭学習時間を案内するマナ

マナより

家庭学習時間は、長さだけで決めなくても大丈夫です。宿題、音読、親が見られる時間、子どもの疲れ方を見ながら、明日も始めやすい形を作っていきましょう。

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