家庭学習・通信教育|鉛筆と運筆
年長で鉛筆が苦手な時は、文字を書く前の手の動きから見ます
年長になると、ひらがなや数字を書く練習を意識し始める家庭が増えます。そこで、鉛筆の持ち方が安定しない、線がふらつく、すぐ手が疲れる、書くことを嫌がるといった様子が気になることがあります。
ただ、鉛筆が苦手に見える時も、いきなり文字をきれいに書かせる必要はありません。文字を書く前には、線を引く、なぞる、塗る、紙を押さえる、手首や指先を動かすなど、いくつもの準備があります。
この記事では、年長で鉛筆が苦手な時に家庭で見たいこと、文字練習の前に試しやすい活動、ドリルやひらがな練習へ進む前の考え方を扱います。
PR この記事には広告・PRを含むリンクがあります。家庭学習や教材の選び方は、子どもの様子、家庭の時間、園や学校の案内によって合う形が変わります。教材やサービスを利用する場合は、対象年齢、内容、料金、利用条件を公式情報でご確認ください。
鉛筆が苦手に見える時は、文字の前に「線」を見ます
ひらがなや数字を書くには、文字の形を知っていることだけでなく、鉛筆を持つ、紙を押さえる、線を止める、曲げる、長さを調整するなど、手の動きも関わります。
そのため、年長で鉛筆が苦手に見える時は、文字が書けるかどうかだけで見ない方が考えやすくなります。直線、曲線、ぐるぐる、迷路、ぬりえ、点つなぎなど、文字より手前の活動で見えてくることがあります。
特に、書くことを嫌がる時は、文字の理解よりも、手が疲れる、線を思った方向に動かしにくい、間違えることが嫌、親の声かけが多いといった別の負担が重なっていることもあります。
文字練習へ急がない
ひらがなを早く書かせようとすると、鉛筆そのものへの苦手感が強くなることがあります。まずは線、形、ぬりえ、迷路などで手を動かす入口を作ります。
家庭で見たい6つのポイント
鉛筆が苦手に見える時は、持ち方だけを直そうとせず、手を動かす場面全体を見ます。
文字練習の前に試しやすい活動
鉛筆が苦手な時は、ひらがな練習だけにしぼらず、手先を使う遊びや紙の活動を少しずつ入れる方法があります。
遊びから入ってもよい
鉛筆練習は、文字を書く時間だけではありません。ぬりえや迷路、折り紙のような活動も、手を動かす入口として考えられます。
よくあるつまずき
鉛筆が苦手な時は、見た目には「書きたくない」ように見えることがあります。ただ、その背景にはいくつかのつまずきが隠れている場合があります。
- 鉛筆を強く握りすぎて、すぐ手が疲れる
- 紙を押さえずに書くため、線がずれやすい
- 細かい線をなぞる時に、途中で嫌になりやすい
- 消しゴムで直す時間が長くなり、気持ちが重くなる
- 親が持ち方を直そうとして、声かけが多くなる
- ひらがな練習の量が多く、書く前から疲れてしまう
- 文字をうまく書けないことより、間違えることを嫌がっている
持ち方だけを注意し続けない
鉛筆の持ち方は大切ですが、注意が多くなると書く時間そのものが重くなりやすくなります。短い活動の中で、少しずつ見ていきます。
ひらがな練習へ進む前に見たいこと
ひらがなを書く練習に入る前に、線や形への慣れ方を見ておくと、親子で進めやすくなります。
急がなくてよいこと
鉛筆や文字の練習は、入学前にすべてを整えるものと考えると、親子で焦りやすくなります。急がずに見たいこともあります。
家庭で試しやすい順番
鉛筆に苦手感がある時は、文字の練習から始めるより、遊びに近い活動から少しずつ進めると入りやすくなります。
よくある質問
Q. 年長で鉛筆の持ち方が安定しない時は、すぐ直した方がよいですか?
気になる場合でも、注意ばかりになると書く時間が重くなることがあります。短い活動の中で、持ち方、手の疲れ方、線の動かし方を少しずつ見ます。
Q. ひらがな練習を嫌がる時はどうすればよいですか?
文字を書く前に、ぬりえ、迷路、点つなぎ、線なぞりなどへ戻す方法があります。鉛筆を使う時間を短くして、嫌がりにくい形を探します。
Q. 市販ドリルは使った方がよいですか?
使う場合は、年齢表示だけでなく、1ページの量、線の細かさ、親が見る手間を確認します。最初は数問だけでも構いません。
Q. 数字やひらがなの前に、何をすればよいですか?
線を引く、なぞる、塗る、紙を押さえる、折り紙やシール貼りをするなど、手を動かす経験から始める方法があります。
マナより
次に確認したい記事
鉛筆や文字への不安がある時は、ひらがなを読むこと、書くこと、家庭学習の始め方も合わせて確認してみてください。
参考にした主な情報
マナより
鉛筆が苦手に見える時は、ひらがなを急がず、線やぬりえから始めても大丈夫です。短く終われる活動で、手を動かすことに少しずつ慣れていきましょう。